遺言によるご寄付(遺贈)
遺言書を作成し、ご遺産を特定の人や団体に無償で贈与することを遺贈と言います。
近年、相続を検討される方は、慣習にとらわれない自由な(法定相続人以外への)相続を求める傾向が強まっています。本学も、このような社会貢献をしたいとお考えの遺贈者の篤志を広く受け入れ、教育研究活動の充実をはかるため、「遺贈による寄付制度」を取り扱っております。法政大学にご遺贈いただいた財産は、相続税が非課税となります。
遺贈の流れ
- 遺贈について法政大学にご相談いただく(任意)。
- 遺言書を作成
- ご逝去・遺言執行
遺言書の作成には、専門家(弁護士、税理士など)にご相談いただくか、公証役場をご利用いただくことをお勧めします。本学にて、提携の金融機関をご紹介することも可能です。提携の金融機関をご利用いただいた場合の遺贈の流れは以下のとおりです。
本学提携の金融機関をご利用いただいた場合の遺贈の流れ
提携銀行にご相談
寄付(遺贈)を含む遺言書作成に関するご相談をお受けします。
提携銀行の財産コンサルタント等専門スタッフがご相談をお受けします(相談料無料)。遺言書の保管と遺言執行については、提携銀行所定の手数料・報酬が必要となります。
※ご相談内容に関する秘密は守られます。
遺言書作成
提携銀行の遺言信託業務を利用して遺言書を作成します。
遺言書の保管と管理
提携銀行が遺言書の保管と管理を行います。
遺言書の保管中は、提携銀行が遺言内容・財産・相続人・受遺者等の変動について毎年定期的に遺言者ご本人に照会します。
遺言執行
提携銀行が相続人からご逝去の通知を受け次第、遺言の内容を執行します。
遺産の調査・収集・財産目録作成、遺産の管理、遺産の名義書換・処分、相続人・受遺者等への財産配分等、遺言執行内容が提携銀行から相続人等に報告されます。
法政大学への寄付
相続人への遺産の分配
税制上の優遇措置
法政大学へ遺贈によりご寄付いただいた財産については、原則として相続税は非課税扱いとなります。
また、相続人が相続税の申告期限内に法政大学へご寄付いただいた財産についても、原則として非課税扱いとなります。
冠奨学金の創設(財産の生前贈与)
お元気なうちに法政大学であなたのお名前(もしくは指定するお名前)を冠した奨学金を創設していただくご提案です。お名前を冠した奨学金は、亡くなられた後も法政大学に遺り、法政大学の学生のために活用され続けます。ご関心のある方はお問い合わせください。